専門分野のご紹介
眼科ドック
北新宿の眼科『新宿眼科クリニック』(西新宿徒歩4分・中野坂上徒歩8分)の医師が、眼科ドックについて詳しくご説明いたします。
眼科ドックについて
眼も体の一部です。健康診断を定期的に受けると同様に普段なんとなく気になっていることがあればご相談ください。
最新の眼科機器を使用して病気の予防や早期発見のお手伝いが可能です。
白内障、緑内障、加齢性黄斑変性症、網膜裂孔、ドライアイなどは1度の受診で診断が可能です。検査結果については当日担当医師より直接お話しがあります。また後日、結果シートをお送りいたします。結果で何らかの眼疾患の疑いが強い場合には、次回より保険診療で治療をさせていただきます。
このような方はぜひ眼科ドックをお勧めいたします。
血縁者に緑内障の方がいる方・糖尿病や高血圧、偏頭痛のある方・近視の強い方・眼精疲労,不定愁訴が長い方・一度も目の検査をしたことがない方にお勧めです。
経験豊富な医師による病気の早期発見、予防のお手伝いをさせていただいております。40歳以上の方はぜひ一度お受けいただき、ご自身の眼の状態を知っていただければと思います。
検査の詳細について
●眼科ドック基本コース
検査時間の目安 約60分 検査費用15500円(税込)
●問診
問診にて現在の症状や気になる点をご記入いただきます。
●屈折・曲率半径検査
オートレフラクトメーターという機械により、近視や遠視、乱視の度数を他覚的に測定します。
●眼圧検査
ノンコンタクトトノメーターという機械により、目に空気(風)をあてて目の内圧を測定します。正常値は10~20mmHg前後と言われています。緑内障などの疾患では上昇することがあります。
●視力検査・調節検査
遠くと近くの裸眼視力、矯正視力を測定します。近くの見え方を調べ、老眼の進行具合を検査します。また、眼鏡・コンタクトレンズの度数があっているかも調べます。
●細隙灯顕微鏡検査
スリットランプという機械を使用して主に結膜、角膜、前房、水晶体などに異常がないかを検査します。この検査では角膜の表面の傷、白内障、硝子体の異常の有無などがわかります。
●生体染色検査・涙液層破壊時間検査
フルオレセインという染色薬を用いて、目の表面に傷がないか確認します。
涙液層破壊時間検査は、フルオレセインを点眼後、瞬きを我慢してもらい角膜表面の涙液層が破壊されるまでの時間を測定し涙液保持力を判定します。
10秒以上・・・正常、5秒以下・・・ドライアイの疑い
●眼底検査(眼底カメラ単純撮影)
眼底には視神経や網膜など目から入った情報を、脳に伝えるために必要な大事な部分があります。眼底検査をすることによって視神経や網膜の疾患のスクリーニングが行えます。
●超高速光干渉断層計(OCT)
超高速光干渉断層計とは、主に網膜の構造を精密に検査するために開発された検査機器です。緑内障や加齢黄斑変性症などの失明につながる眼の病気の正しい診断や治療方針の決定が可能になります。
●涙液分泌機能
涙液分泌機能検査は、まぶたに細長い濾紙を挟んで5分間待ち、紙が涙で濡れた状態を測って涙の量を調べる検査です。診断の目安は、5分間に出る涙の量が10mm以上であれば、正常と判断され、5mm以下であればドライアイが疑われます。
(当日コンタクトを中止されてない方はデータが正確にでない事があります)
●角膜内皮細胞顕微鏡検査
角膜内皮細胞顕微鏡検査とは、角膜5層のうち最内層の細胞の密度などを調べます。形状、形態は、年齢やコンタクトレンズ装用などによって変化するものです。
オプション検査(ご希望の方は必ず予約の際にお伝え下さい。)
●ハンフリー静的視野検査
検査時間の目安 30分 検査費用6380円(税込)
ハンフリー視野計という機械を用いて視野に異常がないか片目ずつ測定します。普段は両目でみているので視野に異常があっても気付かないことがあります。この検査では緑内障をはじめとする目の病気や脳の病気の可能性がわかります。 健康診断にて眼圧や視神経乳
頭に指摘を受けた事がある方はこちらの検査をお勧め致します。
視野検査結果とOCTの写真です。
左眼は初期段階緑内障の所見がでています。
詳細は緑内障外来ページでご覧ください。
●角膜形状解析
検査時間の目安5分 検査費用1160円(税込)
角膜形状解析装置という機械を用いて、角膜の表面を撮影します。角膜の凹凸の程度、円錐 角膜の診断、白内障術前・術後の角膜乱視の検査等に用います。カーブの状態を色分けして 表示することによって、乱視の状態や角膜の形の異常の有無などがわかります。
直乱視パターン
円錐角膜(中等度)角膜形状パターン
円錐角膜(重度)角膜形状パターン
●アレルギー採血検査
検査時間の目安5分(検査結果は1週間頂きます)
検査費用18590円(税込)
一度の血液検査で、36項目のアレルギー原因がわかります。 自分がどのようなものにアレルギーの反応を起こすかを検査により知ることで様々な対策が可能になります。
<アレルギー原因36項目>
食物:卵白・オボムコイド・大豆・小麦・コメ・牛乳・牛肉・豚肉・鶏肉・マグロ・サケ・エビ・カニ・ソバ・ピーナッツ・ゴマ・バナナ・キウイ・モモ・トマト
花粉:スギ・ヒノキ・ハンノキ・オオアワガエリ・カモガヤ・シラカンバ・ブタクサ・ヨモギ
室内:ハウスダスト・コヒョウヒダニ・イヌ皮屑・ネコ皮屑
真菌:アスペルギルス・アルテルナリア・カンジタ
素材:ラテックス
●新型コロナウイルス抗体定量検査
検査時間の目安5分(検査結果は1週間頂きます)
検査費用6.600円(税込)
血液(血清)による新型コロナウイルス抗体定量検査を実施しています。コロナワクチン接種後の抗体価の確認などに、ご活用ください。
(下記条件を満たしている方が対象となります)
〇コロナワクチンを接種した方
ワクチンを2回以上接種し、直近の接種日から原則14日以上経過している。
新型コロナウイルス感染症患者の濃厚接触者ではない。
現在、新型コロナウイルス感染症の症状がない。
〇コロナワクチンを接種していない方
新型コロナウイルス感染症患者の濃厚接触者ではない。
現在、新型コロナウイルス感染症の症状がない。
**ヒトの体内でどれだけの抗体価があれば新型コロナウイルス感染症の発症や重症化予防に十分であるか未だ明らかになっておりませんので、検査結果に関して「いくつ以上抗体価があれば安心なのか?」などのご質問にはお答えできませんのでご了承ください。
当日ご持参いただくもの
●現在お使いの眼鏡、コンタクトレンズ
●お薬手帳
●人間ドック検査結果